山間、過疎、自然…

Tetsuro Imamura

2010年10月10日 00:31

今日は浜松市市民協働センターが行っている夢創造人(ドリームクリエイターと読みます)の講座の日でした。

今日は浜松市中心部から1時間半かけて浜松市天竜区龍山(たつやま)に行ってきました。



素晴らしい自然がある一方深刻な過疎問題を抱える地域で、高齢者率は50.2%という高齢化が進んでいる地域でもあります。


まず僕たちは紅葉でも有名な白倉峡へ・・・



木や草の自然な香りに包まれ、清流や大小様々な滝が流れており散策や運動不足解消、リフレッシュにすごく良いところでした。

次に龍山自治センターに行き地域振興課の片桐さんが龍山の歴史、現在抱える問題点、買い物に行けれない高齢者のための移動販売についてお話を伺いました。

その後バスに乗り片桐さんの案内で龍山の集落を回りました。

ここは、かつて銅が採れた鉱山だったそうで今でもその面影を残しています。




こちらは国道152沿いにある龍山の風景。
昭和の雰囲気が漂い、落ち着いた空気が包んでくれます。




こちらは県の棚田十選に選ばれた瀬尻の段々茶畑





見上げるとかなり急勾配でここで作業されるご苦労が伺えます…






龍山地区は高齢化、後継者不足で子供や若い人が就学や仕事で地域を離れていってしまってると聞きました。

非常に難しい課題が多々あると思いますが、もしこの地域から人がいなくなれば地域の農産物はなくなり、山は荒れ、
自然災害やひいては農工業用水、生活用水にも深刻な影響が出るかもしれません。

今日本各地で高齢化や山間部の過疎が叫ばれてますが、僕のような平野部の人間が思っている以上に山や山間部が地域を支えている役割はおおきいと感じました。

最後にこれを読んでくれた方で親御さんが過疎地域で暮らしているという方がいらっしゃいましたら、ツイッターでもいいので、自分の生まれた町への思いや過疎についてご意見いただけたら嬉しいです。
もちろんそうでない方も、過疎や高齢化問題のご意見ください。


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